コンクリート内部調査(X線・非破壊検査)

コンクリート内部調査(X線・非破壊検査) 弊社ではビル・学校施設・医療機関・工場などの改修工事を行う際、構造物内部の壁や床に埋蔵された通信ケーブル・電気配管などへの破損を回避するため、必要不可欠なコンクリート内部調査(X線撮影・鉄筋探査)を行っております。
 近年、建物の構造強度にかかわる部分の損傷が
問題視されており、この問題を解消する
ためにはX線透過撮影や鉄筋探査による
コンクリート内部調査が有効です。

適切な安全管理のもとでのエックス線撮影

エックス線作業主任者免許証 エックス線撮影を行う上で必要な資格「エックス線作業主任者」労働安全衛生法による免許証を取得している作業員を配置しなければなりません。弊社では1チーム(発生器1台)に1名 配置し安全に作業を行っています。

 作業主任者の主な作業
 1 管理区域の設定
 2 立入禁止区画の明示
 3 作業従事者の管理
 4 線量測定・管理。

エックス線撮影の主な流れ

現場の器材設置、安全確認を入念におこないエックス線撮影行います。

検査手順

  • ■①撮影位置

  • ■①裏墨

  • ■②装置セット

  • ■③フィルムセット

作業時立入禁止区域

■④立入禁止区域の確認 図は撮影時の立ち入り禁止範囲を示したものです。

  • ■⑤撮影・⑥フィルム現像

  • ■⑥判定

  • ■⑦ケガキ

フィルム判断基準

鉄筋探査 基本的にはフィルム判定は従事者2名以上で行い
拡大されているフィルムから鉄筋径及び配管径を推定し、
現地にケガキ(書き込み)を行います。

 1)フィルムの撮影位置・記号が正しいか
 2)フィルム内が必要有効範囲すべて写っていること
 3)フィルム判定に適した濃度で現象出来ていること
 4)判定を阻害するような大きなキズ、現象むらなどないか

以上のようなことを確認してから正確な判定を行います。

  • ■作業風景 装置セット

  • ■作業風景 装置セット

  • ■作業風景

  • ■作業風景

鉄筋探査

 鉄筋探査機には、簡易的物から記録ができる物まで幅広く取り揃えており、
鉄筋配筋位置・状態・かぶり厚などの測定が出来ます。
フィルム判断基準

アンカー引抜試験

 アンカー引き抜き試験は、あと施工アンカー施工後に、アンカー施工業者により自主検査「目視・接触・打音」と、より簡便に行う管理者立ち合いで行う加力試験に代別されています。
 加力試験には非破壊検査と破壊検査があり
非破壊検査は、設計荷重あるいは設定荷重
以下で行い、アンカー及びコンクリートに
損傷を与えないように行います。

  • ■引抜試験 事例1

  • ■引抜試験 事例2

  • ■引抜試験 事例3

  • ■引抜試験 事例2